2-4. グループデータを使用して繰り返し(ループ)処理を行う
このチュートリアルのサンプルページ
作成済みのグループデータを使用して、繰り返し(ループ)処理を行う方法を解説します。
※クラウドBOTの基本的な操作につきましては、『基本編 - 1-1. Webページからデータを取得する (基本操作の解説を含む)』をご参照下さい。
BOTを作る
1. BOTエディタを開き、グループデータを作成する
「BOTを作る」ボタンからBOTエディタを開き、以下のグループデータを作成します。
グループ名:顧客データ一覧
[列]
データタイプ:"テキスト" データ名:会社名
データタイプ:"テキスト" データ名:担当者名
データタイプ:"テキスト" データ名:メールアドレス
[データ]
会社名:株式会社サンプル 担当者名:田中 太郎 メールアドレス:tanaka@example.com
会社名:サンプルテック株式会社 担当者名:川端 次郎 メールアドレス:kawabata@example.com
会社名:サンプル運送株式会社 担当者名:山本 三郎 メールアドレス:yamamoto@example.com
グループデータを作成する方法については「2-1. データビューアからグループデータを作成する」を参照して下さい。
2. タスクにグループを挿入する
「ブラウザ操作を記録する」ボタンをクリックします。
画面左下のデータメニューから”顧客データ一覧”をクリックします。
「グループを使う」ボタンをクリックします。
タスクに”顧客データ一覧”が挿入されます。
3. データを登録する操作を記録する
仮想ブラウザのURL入力欄をクリックし、「入力する」を選択します。
サンプルページのURLhttps://www.c-bot.pro/sample/basic/basic-2-04.htmlを入力し、青いチェックボタンをクリックします。
”顧客データ一覧”の中にURLにアクセスするタスクが挿入されます。
ページ上の”会社名”と表示されている部分の下の入力フォームをクリックし、操作メニューから「データを貼り付け」 > 「顧客データ一覧」 > 「会社名」をクリックします。
同じように、”担当者名”、”メールアドレス”をフォームに貼り付けます。
ページ上の「登録する」ボタンをクリックする操作を記録します。
表示されたIDを顧客IDとしてコピーする操作を記録します。
「グループ処理を完了」ボタンをクリックします。
確認のアラートが表示されますので、「OK」ボタンをクリックします。
タスク処理がグループ内の明細分、繰り返し実行されます。
4. データビューアを確認する
データビューアを開き、「顧客データ一覧」のタブに移動します。
繰り返し処理の中で取得した”顧客ID”が追加されている事が確認できます。
5. BOTの設定を変更する
BOTの設定を開き、”会社名”、”担当者名”、”メールアドレス”を入力データに設定します。
入力データの設定変更については「1-9. 入力データ・出力データの設定を変更する」を参照して下さい。
”会社名”、”担当者名”、”メールアドレス”を出力データに設定します。
6. BOTを保存する
”BOT名”を2-4. グループデータを使用して繰り返し(ループ)処理を行うに変更し、BOTを保存します。
BOTを実行
1. 作成したBOTを実行する
作成したBOTを選択し、実行画面からBOTを実行します。
BOTの実行が完了すると、実行結果が表示されます。
”正常終了しました。”と表示され、取得したデータが表示されていれば完成です。
動画で見る
これで”2-4. グループデータを使用して繰り返し(ループ)処理を行う”のチュートリアルを終了します。
次のチュートリアルに進む >> 『2-5. 画面から取得したグループデータで繰り返し処理を行う』