チュートリアル

ー Tutorial ー

3-1. 条件に一致する場合に実行されるタスクを記録する

このチュートリアルのサンプルページ

条件に一致する場合に実行されるタスクを記録する方法について解説します。

※クラウドBOTの基本的な操作につきましては、『基本編 - 1-1. Webページからデータを取得する (基本操作の解説を含む)』をご参照下さい。


BOTを作成

1. BOTエディタを開く

「BOTを作る」ボタンからBOTエディタを開きます。


2. データビューアを開く

画面左下の「ビューア」をクリックします。


データビューアが開きます。


3. データを追加する

データに以下を追加します。
データタイプ:"テキスト" データ名:名前 データ:田中 太郎
データタイプ:"テキスト" データ名:年齢 データ:20


「OK」ボタンをクリックし、データを確定します。


4. サンプルページにアクセスする

サンプルページhttps://www.c-bot.pro/sample/basic/basic-3-01.htmlを表示し、操作記録を開始します。


5. タスクを実行する条件を設定する

「条件を追加」ボタンをクリックします。


条件を指定するウィンドウが表示されます。


左の値に”年齢”を指定します。
右の値に”任意の値”を指定し、下の入力フォームに12を入力します。


比較条件に”以上”を指定します。


「OK」ボタンをクリックします。


タスクに条件が追加されます。


6. 条件に一致する場合のタスクを記録する

タスクカーソルを条件の内側に移動します。
”ここにタスクを追加できます。”と書かれている部分の上(タスクの隙間)をクリックします。


確認のアラートが表示されますので、「OK」ボタンをクリックし、タスクカーソルを移動します。


タスクカーソルが条件の内側に移動します。
ここで記録した内容は、設定した条件に一致している場合のみ実行されます。


条件内にタスクカーソルを移動したい場合は、現在のBOTエディタの状態が設定した条件に一致している必要があります。
今回は、”年齢”の値が”20”に設定されており、条件に設定した
「年齢 は 12 以上」
という条件と一致しているため、タスクカーソルを条件内に移動し、操作を記録する事ができます。

「大人」ボタンをクリックする操作を記録します。


画面が遷移しますので、表示された金額を料金としてコピーするタスクを記録します。


これで条件に一致する場合に実行されるタスクの記録が完了しました。


7. タスクを最初に戻し、再度実行する

画面左上、タスクメニューの「停止」をクリックし、仮想ブラウザを停止します。これにより、タスクカーソルが最初に戻ります。


画面左上、タスクメニューの「実行」をクリックし、タスクを最後まで進めます。


現在は、”年齢”の値が”20”に設定されており、先程条件に設定した
「年齢 は 12 以上」
という条件に一致しているため、条件内を含め、すべてのタスクが実行されている事が確認できます。


8. 値を変更して再度実行する

もう一度、画面左上、タスクメニューの「停止」をクリックし、仮想ブラウザを停止します。これにより、タスクカーソルが最初に戻ります。


データビューアを開き、”年齢”を10に変更します。


「OK」ボタンをクリックし、データを確定します。


画面左上、タスクメニューの「実行」をクリックし、タスクを最後まで進めます。


今回は、”年齢”の値が”10”に設定されており、先程条件に設定した
「年齢 は 12 以上」
という条件と一致しないため、条件内は実行されずにタスクが最後まで進んでいる事が確認できます。


9. BOTを保存する

”BOT名”を3-1. 条件に一致する場合に実行されるタスクを記録するに変更します。


”BOT内部データ”に設定されている”名前”、”年齢”を入力データに変更し、保存します。


先程”年齢”の値を変更した事で、「入力データの初期値と編集中のデータに差異があります。」という警告が表示されますが、そのまま「OK」ボタンをクリックし、保存します。


BOTを実行

1. 作成したBOTを実行する

作成したBOTを選択し、実行画面を開きます。
入力データとして設定した”名前”、”年齢”はそれぞれ初期値である田中 太郎20のまま変更せずに実行ボタンをクリックします。


BOTの実行が完了すると、実行結果が表示されます。
”正常終了しました。”と表示され、料金に”大人800円です。”と表示されている事を確認して下さい。


実行結果画面を閉じます。
もう一度作成したBOTを選択し、実行画面を開きます。
今回は入力データとして設定した”名前”、”年齢”をそれぞれ川端 次郎10に変更し、実行ボタンをクリックします。


BOTの実行が完了し、実行結果が表示されます。
”正常終了しました。”と表示され、料金が空欄になっていれば完成です。


動画で見る


これで”3-1. 条件に一致する場合に実行されるタスクを記録する”のチュートリアルを終了します。

次のチュートリアルに進む >> 『3-2. 条件に一致しない場合に実行されるタスクを記録する