日頃企業を取り巻く変化の中で、働き方改革やDXを実現するために、RPAの導入を検討する企業が増えました。
RPAは確かに業務の効率を大幅に向上させる技術ですが、導入しても思うように自動化できなかったり、自動化のプロセス変更に柔軟に対応できないケースもあります。
この場合、正しい勉強方法でRPAを理解し、適切なスキルを身に着ける必要があります。
そのため近年は、RPAの使い方を学習するサービスの需要が高まっています。
そこで今回は、無料で始められるRPAサービス『クラウドBOT』を利用したRPAの勉強方法について詳しく解説します。
クラウドBOTとは?
クラウドBOTとは、クラウド上で提供されるRPAサービスです。
オンプレミス型RPAとは異なり、クラウド上でBOTを作成・管理するため、インフラの構築や維持管理が不要で、初期費用が低く抑えられるのが特徴です。
また、インターネット環境があればどこからでもアクセスできるため、リモートワークにも適しています。
クラウドBOTを利用するメリット
初期コストの削減
クラウドBOTは無料で始める事ができ、ほとんどの機能をそのまま利用する事ができます。
トライアル型ではないので、自社の業務に適しているか、しっかり検証できます。
操作感の掴みやすさ
日頃PCで行っている業務手順をそのまま記録できるので、感覚的にロボットを組む事ができます。
まずは思うままにロボットを作ってみて、「かゆい所に手を届かせたい」となったら、そこから勉強しても遅くありません。
スケーラビリティ
クラウド上で提供されるため、利用者やBOTの数を柔軟に増減でき、スケーラビリティに優れています。
企業の成長や業務量の変動に応じて、迅速に対応できるのが魅力です。
メンテナンスの手間が不要
インフラの管理やメンテナンスが不要で、ユーザーはRPAの設計と運用に集中できます。
システムの更新やセキュリティ対策も不要です。
クラウドBOTを利用したRPAの勉強方法
1. クラウドBOTのツールに触れる
まずはクラウドBOTのアカウントを作成し、ログインしてください。
メールアドレス認証で簡単にアカウントを作成する事ができます。
ログインすると「はじめてのBOT」があります。
これを実行してクラウドBOTがどういう動きをするRPAなのかを体験してください。
2. チュートリアルを実践する
公式サイトには詳細なチュートリアルが掲載されており、クラウドBOTの基本的な使い方を、実際の画面と見比べながら覚える事ができます。
https://www.c-bot.pro/ja/tutorial/
これらを参考にしながら、簡単な自動化ロボットを実際に作成してみましょう。
「はじめてのBOT」で使用したサイトなど、様々なケースを想定したサンプルサイトを実際に使い、ロボットを組み立てます。
チュートリアルの中でアクセスするサイトにはログイン画面や入力フォームがありますが、実際にシステムが入っているわけではないので、安心して何度でも試す事ができます。
同じ入力を繰り返すループや条件分岐など、実用的な手法も学ぶことができ、RPAの実用性を実感できます。
3. ドキュメントを参照する
公式サイトには、クラウドBOTの機能を詳細に記載したドキュメントサイトがあります。
https://docs.c-bot.pro/
クラウドBOTのアーキテクチャやAPIとして呼び出す方法、iPaaS等の外部サービスと連携する方法など、様々な情報が豊富に掲載されています。
業務の自動化するにあたり、必要な技術と実現方法を習得できます。
4. コミュニティを活用する
RPAを学ぶ過程で、他の学習者や専門家とのネットワークを築くことも重要です。
コミュニティに参加することで、最新情報の収集や疑問点の解決がスムーズになります。
https://community.c-bot.pro/
過去のコミュニティ記事を探すと、難しい自動化を実現する方法が見つかるかもしれません。
5. サポートプランの利用
どうしても実現できない自動化は、クラウドBOTのサポート窓口へ質問することで解決の糸口が見つかる事もあります。
有料のサポートプランもあり、個別の課題の調査・対応を行ってくれます。
https://www.c-bot.pro/ja/support/
有効に活用し、より柔軟な自動化を実現しましょう。
プロジェクトベースの学習について
RPAのスキルを本当に身につけるためには、実際のプロジェクトを通じて学ぶことが最も効果的です。
無料プランで基礎的な勉強を済ませたら、以下のステップでプロジェクトベースの学習を進めましょう。
小規模プロジェクトを設定する
まずは、小さなプロジェクトを設定し、自分で実装してみましょう。
例えば、定期的なデータの抽出やデータの入力など、シンプルなタスクから始めることをおすすめします。
フィードバックを受ける
作成したプロジェクトについて、同僚やコミュニティのメンバーからフィードバックを受けることで、改善点や新しい視点を得られます。
継続的な学習とアップデート
RPA技術は急速に進化しているため、常に最新の情報をキャッチアップし続けることが重要です。
ウェビナーやオンラインイベント
クラウドBOTの公式が開催するウェビナーやオンラインイベントに参加することで、最新のトレンドや技術情報を得ることができます。
まとめ
クラウドBOTを利用したRPAの勉強方法は、導入前から無料で始められ、効率的にスキルを習得するための有効な手段です。
基礎知識を学び、実際のツールに触れ、プロジェクトベースの学習を通じてスキルを磨きましょう。
また、継続的な学習と情報収集を怠らないことが、RPAを効果的に活用するための鍵です。これらのステップを踏むことで、RPAの導入と運用における成功を確実なものにしましょう。
RPAを学ぶなら『クラウドBOT』をお試しください
クラウドBOTはブラウザ操作を自動化できるクラウド型のRPAサービスです。
複雑な環境構築をが不要であり、会員登録すると無料でブラウザ操作を自動化するロボットを作成できます。
ロボットは基本的にノーコードで構築できますが、複雑な処理を行いたい場合は、javascriptを直接記述し、実行させることもできます。
無料で始められ、しっかり勉強できるRPAをお探しの方は是非一度お試し下さい。