無料で使えるおすすめのRPAをご紹介 | 無料RPAのメリット・デメリットや選定基準も解説

RPAとは

 ロボティック プロセス オートメーションの略語で、ユーザがPC上で行っている定型作業をロボットに覚えさせ、自動実行させる事のできるツールやサービスを指します。DX推進における施策の1つとして、中小企業にも導入が進んできています。今回は、「まずはRPAを使ってみたい」、「スモールスタートでRPA導入を進めたい」と考えられている方に向けて、無料で利用できるおすすめのRPA製品をピックアップしました。是非参考にしてください。

無料で利用できるおすすめのRPA(3製品)

『クラウドBOT』

https://www.c-bot.pro/


クラウドBOTのWebサイト画像

 フリーミアムなサービスとして提供している、完全クラウド型のRPAサービスです。永続的に利用できる無料プランが用意されており、自社の業務を自動化できるか十分に試す事ができるようになっています。フル機能が利用できる有料プランも月額3000円~と安価であり、導入効果を出しやすいRPAサービスとなっています。

ロボットの作り方
ブラウザ上でユーザが行った操作を自動記録する方式を採用しており、エンジニア経験の無い方でも簡単にロボットを作成できます。

料金
・基本無料
・フル機能(スケジュール実行・メンバー管理機能が利用できる有料プランは月額3000円から提供)

サポート体制
導入や使い方に関する無料のオンラインサポートを実施中です。
継続的な運用サポートが必要な方向けの有償のサポートプランも用意されています。

『マクロマン』

https://www.macroman.jp/


マクロマンのWebサイト画像

 完全無料のRPAとして提供している、デスクトップ型のRPAです。ソフトウェアのインストール数や稼働させるロボットの台数に制限がなく、運用コスト面でもおすすめのRPAツールです。導入支援からスポットのサポートプランまで幅広いサポートプランを提供しており、自社の状況に合わせて必要な分だけサポートを依頼できる点も魅力的です。

ロボットの作り方
予め用意されたコマンドを選ぶ事で、自動操作を行うスクリプトを作成します。インターフェースがわかりやすくRPA初心者の方でも簡単にロボットを作成できます。

料金
・完全無料

サポート体制
チャット問い合わせができる導入支援パックや相談したい時にだけ利用できる相談チケットなど、状況に応じて利用できる豊富なサポート体制が整っています。

『Microsoft Power Automate Desktop』

https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/smb/column-power-automate-desktop


Microsoft Power Automate DesktopのWebサイト画像

 Microsoftが提供する、無料のデスクトップ型RPAツールです。全ての機能を無料で利用できるため、RPAを利用してみたいという方におすすめです。有料プランを契約すると、他ユーザとのロボット共有や、自動実行などの機能を利用できます。Microsoft Power Automate DesktopをサポートできるRPA事業者も増えてきており、サポートが必要になった際に頼れる事業者が多い点も魅力の1つです。

ロボットの作り方
予め用意されたアクションを選ぶ事で、自動操作を行うフローを作成します。利用者が多いため、ドキュメントが多数存在しており、個人で学習を進める事ができます。

料金
・無料
・有料プランあり

サポート体制
公式のサポートはありません。Microsoft Power Automate DesktopをサポートできるRPA事業者に依頼する形になります。。

無料RPAのメリット・デメリットについて

メリット

導入効果を得やすい
 一番のメリットはツールの導入費用やランニング費用がかからない事があげられます。導入コスト・ランニングコストが大きければ大きいほど、コストに見合った成果を上げ辛くなります。無料のRPAを使用する事で、導入効果を得やすく、スモールスタートで活用を広げていく事ができます。

すぐに試す事ができる
 無料のRPAはすぐに利用する事ができます。RPAについての理解を深めたい場合や自社で活用可能かを確認し、導入検討を進める事ができます。


デメリット

サポートにコストが発生する可能性がある
 無料のRPAは基本的にサポートが含まれていません。サービスやツールの利用自体は無料のため、自身で学習を進めつつロボットを構築できる場合は問題ありませんが、サポートが必要となった際に別途費用が発生する事がほとんどです。まずは、RPAに触れてみることで、社内で学習しつつ導入を進める事ができるか。サポートが必要かを判断することをおすすめします。

まとめ

 今回は無料で使えるおすすめのRPAについて紹介させて頂きました。RPAは料金だけでなく、ロボットの作成方法や自動化できる範囲も様々です。まずは無料のRPAを利用してみる事で、RPAの特性を理解し、導入を進めていく事をおすすめします。「自動化したい業務が実際に自動化できるか。」「社内で学習しつつRPAの活用を進める事ができるか。」「サポートが必要になった場合にどの程度コストが発生するか。」この3点を確認しつつ、是非自社にあったRPA製品を見つけて下さい。

『クラウドBOT』では無料相談会を実施中

クラウドBOTでは現在、無料のオンライン相談会を実施しています。クラウドBOTに限らず、RPA自体の導入について、クラウド型、デスクトップ型の違いなどもご気軽にご相談頂けます。RPAについての情報収集をされている方や導入で迷われている方は是非お気軽にお申し込み下さい。


クラウド型RPAについてもっと詳しく


  1. クラウド型RPAを低価格で導入!そもそもRPAとは?導入ニーズが高まった背景 無料体験も実施!活用事例も参考に
  2. クラウド型RPAを導入するメリットとは?専門知識がなくても簡単に活用できるのが魅力
  3. クラウド型RPAツールを無料体験!代表的なRPA製品「オンプレミス型」と「クラウド型」について
  4. クラウド型RPAツールの導入事例をご紹介!RPAツールの選定ポイント 使い方簡単で格安
  5. iPaaS製品の必要性 iPaaSとの連携が可能なクラウド型RPA『クラウドBOT』 無料プランから利用可能!初めての方は事例を参考に
  6. iPaaS製品とRPAツールの違い 日本でも普及が広がる!iPaaSを導入するメリット
  7. SaaSを連携させてワークフローの自動化・効率化を実現!クラウドサービス「SaaS」の連携手段とクラウド型のRPAツールを利用した連携
  8. SaaSの連携に有用な2製品「iPaaS」と「クラウド型RPA」とは SaaSの連携なら各APIに対応可能◎活用事例も多い『クラウドBOT』の導入を
  9. webブラウザ操作の自動化なら『クラウドBOT』 RPAツールで自動化・効率化できる業務 データ抽出を効率化するなら
  10. webブラウザ操作の自動化ならプログラミング不要で更新も手間いらずの『クラウドBOT』 自動化できる操作をご紹介
  11. ブラウザ操作を自動化する『クラウドBOT』は、日常的に行っているブラウザ操作をノーコードで自動化する事ができます
  12. ブラウザを自動操作する方法 - 『クラウドBOT』を使用して、ブラウザを自動操作する方法を解説します。
  13. Google Chromeのを自動操作するならインストール不要・プログラミング不要で自動操作を実化できる『クラウドBOT』がおすすめ
  14. 初心者でも簡単に使えるおすすめのRPAツール3選 | RPAの選定ポイントについても解説
  15. ブラウザのスクリーンショット撮影を自動化する方法をご紹介
  16. Seleniumを使ってWebスクレイピングを行う方法について
  17. Web上の業務を効率化できるツールをご紹介 | iPaaS、RPAの違いとは
  18. 総務におすすめRPA活用事例をご紹介 | クラウド型RPA活用事例
  19. ブラウザ上で行っている業務を効率化できるおすすめツール3選
  20. PuppeteerとNode.jsを使用してブラウザ操作を自動化する方法
  21. Selenium×pythonでWebスクレイピングを実現する方法(ソースコード付き) | Seleniumとpythonの環境構築と実行手順も解説
  22. クラウド型RPAを用いたカートシステムとWMSのデータ連携事例をご紹介 | ローコストで始める受注データの連携、出荷データの連携
  23. Chromeの拡張機能を使用してWebページのスクリーンショット撮影する方法
  24. Playwrightを使用して、Webページのスクリーンショット撮影を行う
  25. 無料で使えるおすすめのRPAをご紹介 | 無料RPAのメリット・デメリットや選定基準も解説
  26. APIがないWebシステムとデータ連携する方法
  27. Puppeteerを使用してテストを自動化する方法
  28. 簡単にできる!Webサイト画像の一括ダウンロードガイド
  29. 税理士・会計士におすすめ!RPA活用事例 RPAを使って業務効率改善を
  30. RPAとAIの組み合わせ事例をご紹介 | RPA、AIのそれぞれの特徴と組み合わせで実現できる自動化について解説
  31. playwrightを使用してブラウザのテストを自動化する方法について