クラウド型RPAツールは導入が容易です。なぜなら、インターネット環境があればすぐにはじめることができ、デジタルロボットに対して実際に操作をやってみせることで作成できるからです。デジタルロボットはそれを真似する形で作業を行います。つまり、特別な専門知識はいらないのです。また、特別なサーバーを準備したり、RPAツールの更新や管理に手間がかかったりすることもありません。
一口にRPAツールといっても、「デスクトップ型RPA」「サーバー型RPA」「クラウド型RPA」などがあり、使い方や特徴はそれぞれ異なります。そこで今回は、RPAツールの導入を検討中の個人事業主様や中小企業経営者様向けに、選定ポイントをご紹介いたします。
RPAツール選定のポイント
ポイント1.どのタイプにするか
RPAツール選定のポイントとしては、まずどのタイプのRPAツールにするかという点があります。それぞれの特徴を押さえておきましょう。
【デスクトップ型RPAツール】
- 初期費用がリーズナブルで導入しやすい
- 個人や中小企業向け
- パソコン1台から導入可能
- 簡単に管理できる
- パソコンユーザーに特化した業務に限定されるため、大量のデータ処理には不向き
- 実行中はパソコンが専有されるため、他の作業を行うことができない
【サーバー型RPAツール】
- 初期費用が高い
- 大企業向け
- 複数のロボットを一括管理できる
- セキュリティ面に強い
- 大量のデータを処理することができる
- サーバーとネットワークを構築する必要があるため、情報システム技術者の参画が必須
- サーバコスト、ライセンスコストが毎月発生するため、維持費が高い
【クラウド型RPAツール】
- 費用が格安で導入しやすい
- 個人や中小企業はもちろん大企業にもおすすめ
- サーバーなどの準備が必要ない
- コストを低く抑えられる
- 操作範囲がブラウザで動作するものに限定される
ポイント2.既存の社内システムとの適合性はどうか
そもそもRPAツールは定型作業を自動化するものです。導入したRPAツールが、既存の社内システムと適合するかは重要なポイントとなります。導入する前の段階で、どのような業務を自動化したいのか、導入目的を明確にすることが大切です。使い方はもちろん、活用事例を参考にしてみるのもいいでしょう。
導入事例もご紹介!クラウド型RPAツールに相性のいい業務とは
Webブラウザから利用するタイプのクラウド型RPAツールが、どのような業務に適しているのかをご紹介します。
クラウド型RPAツールは、Webブラウザを使った業務が主な対象となります。例えば、「Webサービス間のデータ連携」「複数のアプリケーションへの一括データ登録」「Webコンテンツからのデータ抽出」などが挙げられます。
これらの作業・業務を人の手でやろうとすると、かなり時間がかかるものです。RPAツールを導入し、自動化することができると、必要なマンパワーを大きく削減できます。
導入事例
- 営業の報告データをもとに、顧客リストを自動作成する作業
- 複数のECサイトへの商品データ一括登録
- 転記処理が必要な経理業務
- 自社サイトのモニタリング
- 競合分析やリストアップ
『クラウドBOT』は、格安で使い方も簡単なクラウド型RPAツールです。これまでの活用事例もありますので、ぜひ参考にしてください。
使い方簡単!格安なのに高品質なクラウド型RPAツールなら『クラウドBOT』
RPAツール選定のポイントや相性のいい業務についてご紹介しました。クラウド型RPAツールは、業務の効率化だけでなく大幅なコストカットができるメリットもあります。また、正確性の向上にも役立ちます。
『クラウドBOT』は、格安でありながら高品質なクラウド型RPAツールです。利用時の通信や保存データはすべて暗号化されているため、社内業務でも安心してご利用いただけます。個人情報に関しては、プライバシーマークに準拠して管理しています。
また『クラウドBOT』は、ブラウザ操作の自動記録をコンセプトに設計しています。専門知識や専用ソフトは不要です。機能や使い方の詳細については、こちらをご覧ください。